我が輩は童貞である。挿入はまだ無い。

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バイアグラをしのぐ究極の催淫剤が米国の製薬会社で開発された。これを服用すると、「その気にならない女性」もたちまち性的に興奮する効果があり、男性用不能治療薬バイアグラをしのぐ究極の「媚薬」になりそうだという。人体実験に参加した複数の女性は服用後、数分以内で強烈な性欲を覚え、男性も体に若さと精力がみなぎり、ある実験参加者は「さっさとズボンを脱いで飛び出して行きたい気分」と説明した。と言う記事を読んで１度女性に飲んでもらって実際にどんな風になっちゃうのか見てみたいと思うガオです。

今日は女子高生にアナルチョップ！ の続きのお話です。

満員電車の中で女子高生のアナルにチョップするという
想定外の過激な痴漢をしてしまったガオは
自分のしてしまったことにビビリながらも

もっと大胆にいかないと痴漢は楽しめないな

っと思っていました。
そしていつしか電車内で女子中高生を見かけると
積極的に近づいていくようになっていました。

っがここは小心者のガオ。
女子中高生に痴漢できる位置をキープしても
ビビッてしまってほとんど何も出来ません。

電車の揺れにあわせて軽く触れる

と言うすでに体験済みの行為ですら
ビビッてしまって滅多に実行できませんでした。
そんなある日

事件が起きました。

その日もガオは満員電車の先頭車両に乗り
窮屈な車内でストレスを溜めていました。
周りはサラリーマンやＯＬばかりで女子中高生の姿はありませんでした。

ガオの目の前にはスーツ姿のＯＬがいました。
ＯＬはガオに背中を向けて立っています。
ガオの股間とＯＬのお尻が触れてしまいそうです。

っていうか何度か触れてしまいました。

『まずい！』

ガオは強引に体勢をかえ
ＯＬのお尻とガオの股間の間にガオのバッグを挟みました。
えっと、以前にも書いたようにＯＬはガオの性の対象ではありませんでした。
ＯＬに痴漢をする気は全くないのです。
だからこのＯＬに痴漢扱いをされたら

非常に心外

なので
ガオが痴漢でないことをアピールするつもりで
ＯＬとの間にバッグを挟みました。

その後、電車の揺れの所為で何度かＯＬの背中とガオの胸が密着しましたが
痴漢だと勘違いされるようなことは全くしていなかったつもりでした。

っが！！！

「やめてくださいっっ！！！！！」

目の前のＯＬが突然、振り返って大声を上げたんです。
ビックリしました。非常にビックリしました。

思わず全身が「ビクッ」と反応してしまいました。

ガオはすぐに

『ガオが痴漢として疑われている』

って思いました。
その直後、電車内は静まりかえりました。
電車の走行音以外何も聞こえません。
乗客全員が押し黙ってしまっています。
ガオは恐怖で固まったまま目だけを動かし周囲の人々の様子をうかがいました。

ガオは周囲の乗客から軽蔑の視線を向けられているんじゃないかと
恐くて恐くてしかたなかったんです。

っがその心配は無用でした。
たしかに離れたところにいる何人かはガオの方を見ていた気がします。
でも、皆さん

「何があったの？」

っと不思議そうな顔をしています。
それにガオとＯＬの周囲にいる乗客達は
皆さん、ガオと同様に

固まっていました。

突然あがったＯＬの大声に皆さんビビッてしまっているようです。
驚きすくみ上がっているように見えます。凍り付いています。

ただ１人、挙動不審な男がいました。

それはガオの左側にいる背の低いサラリーマンでした。
このサラリーマンもＯＬに痴漢出来る位置にいる１人です。
っが多分このサラリーマンは痴漢ではないと思います。
なぜならこのサラリーマンが挙動不審な理由が他にあるからです。
それは

ＯＬが振り返って大声を上げた瞬間
ＯＬの目の前にいたのがこのサラリーマンなんです。

ＯＬの顔とサラリーマンの顔との距離は１０㎝ほどでした。
その距離で突然、
周囲の乗客すら凍り付かせるほどの大声を出されたら
このサラリーマンにやましいところがあろうとなかろうと
挙動不審になってしまうのは当たり前だと思うわけです。
このサラリーマンは

顔も耳も真っ赤で目が泳いでおり、かなり動揺している様子でした。

しばらくして乗客の乗り降りの多い駅に着き
このサラリーマンもＯＬも降りていきました。
電車内の様子もいつもの雰囲気に戻りました。
結局、ＯＬが大声を上げたあと電車内では何事もなく
ガオは痴漢扱いされずにすみました。
まぁ、実際に痴漢はしていないのですが・・・。

それにしても

『ガオの所為でＯＬが勘違いしたのでは？』

っと思うと最後まで挙動不審だったあのサラリーマンが
可哀想でしかたがないガオでした。

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高校2年生（16）が、画像チャットで相手の女子中学生Aの裸を密かに撮影し、その映像を配布した容疑で身柄を拘束された。この高校生はAさんの体を撮影して実名と顔まで鮮明に映る動画を作り、友だちに見せた。結局この動画はP2P（個人対個人のファイル交換）方式で恐ろしいスピードで広がり、とうとうAさんの学校の友だちにまでこの動画が入手されるなど、手を打ちようのない事態に拡大した。この高校生は「10人中、2～3人は10分以内に服を脱ぐ」「好奇心で自ら撮影したくなった」と供述、「友だちにだけ見せたのに、こんなに早く広がるとは思わなかった」と後悔した。と言う記事を読んでＡさんのような被害者が今後も後を絶たない気がするガオです。

今日は痴漢のチャンス到来 の続きのお話です。

満員電車の中で希望通りの痴漢のシチュエーションに遭遇したガオの頭の中は

女子高生のお尻のことでいっぱいです。

ガオの右手をちょっと後ろにやれば

女子高生のお尻が触れちゃいます。

女子高生はガオに背中を向けています。
なもんで、とても触りやすいところに女子高生のお尻があります。
電車が揺れたとき偶然触れてしまっても全く不自然ではないところに

女子高生のお尻があります。

ガオは自分から堂々と触りにいくなんて出来ません。
そんな事したら女子高生にバレバレです。
ガオの痴漢行為がバレてしまいます。
それじゃダメなんです。それは嫌なのです。

卑怯者のガオとしてはあくまでも

電車が揺れたせいで偶然触ってしまった。

と言う風に装いたいのです。
たとえ痴漢だと気付かれても言い訳できる状況にしたいのです。

そして電車が

揺れました。

乗客はバランスを崩します。
女子高生のお尻を触る絶好のチャンスです。
その時ガオは

女子高生のお尻を

触りませんでした。

っていうか触れませんでした。

『いざ！』と言うときに尻込みしてしまう

臆病者のガオには良くあることです。
１回目の痴漢のチャンスは逃してしまいました。

『いきなり揺れたからビックリしちゃって・・・。』

さっそくガオは自分に言い訳してます。
これも小心者のガオには良くあることです。

そしてその後、何度か電車が揺れました。
っがことごとくチャンスを、逃してしまいます。見送ってしまいます。
そんなとき、電車が大きめに揺れました。

『こんどこそ！』

ガオは電車の揺れにあわせて右手を女子高生のお尻に近づけます。

「ぽふっ」

ガオの右手の甲に柔らかい感触が伝わってきました。
女子高生のお尻です。
初めて自らの意志で女子高生のお尻を触ってしまいました。

『とうとう女子高生のお尻を触ってしまった♪』

なんて思ったものの
偶然を装っているため触れているのはほんの一瞬、しかも手の甲です。
なのであまり女子高生のお尻の感触を楽しめません。
でもガオにはこれ以上の過激なことは出来ません。
一瞬以上の時間をかけて触っているなんて出来ません。
手の平で触るなんてことも出来ません。
かといって何度も何度も手の甲で触るなんてことも出来ません。
なぜなら

女子高生に痴漢だと気付かれたくないからです。

それにまもなく電車はガオが降りる駅に到着します。
電車は徐行運転に入りほとんど揺れていません。
揺れていなければ

偶然触ってしまった

なんて事にはなりません。

『もう終わりか。思ったよりあっけなかったな』
『やっぱり痴漢なんかしちゃいけないって事なんだろうな』

そう思ってこれ以上の痴漢行為を諦めかけていたその時

『降りるときのどさくさに紛れて触れちゃうかも♪』

っという考えが浮かんできました。
満員電車では電車を降りるときに
乗客同士が押し合うように降りていくことが良くあります。
これを利用すればもう１度だけ触れられるかもって思ったんです。

電車がガオの降りる駅に到着しました。
女子高生が背中を向けている側のドアが開きました。
ガオは女子高生から離れていく形で電車から降りることになります。
チャンスは女子高生から離れるその一瞬だけです。

ガオは女子高生の姿を確認することなく
偶然を装ってお尻を触ろうとしました。
すると

『！！！』

なんとガオの右手が女子高生のお尻の割れ目に！
まるでガオが

女子高生のお尻の割れ目めがけて空手チョップ

をしたかのような状態になったしまったのです。
スカート越しとはいえ女子高生のアナルにも触れていたと思います。
これには焦りました。
こんな大胆な事をするつもりはなかったのです。
あくまでも偶然ぶつかったという風にしたかったのです。
これで１００％女子高生に痴漢だとバレたはずです。

『早く逃げなきゃ』

ガオは周囲の人を押しのけるようにして慌てて電車から降りました。
ガオは振り向くことなく改札にむかいました。
振り向いてしまったら女子高生に

「ガオが痴漢です」

って自分から教えてしまうことになりそうで・・・。
あくまでも知らん振りして早足で改札にむかいました。

そして改札を出てから辺りを見回し
誰もガオを痴漢扱いしていない事を確認したあと
ついつい気になって右手のニオイをかいでしまいました。
っという締めくくりで
初めての痴漢行為についてのお話を終えることにしたガオでした。

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若者の街・池袋の一角に、なぜか若い女ばかりが大挙して訪れる通りがあるという。その名も「乙女ロード」。ここは“萌え”を求める女の巡礼地で女性向けの同人誌、アニメショップが６軒もひしめいている。ここでもっとも人気があるのは「ＢＬ（ボーイズラブ＝少年の同性愛）」を取り上げた１８禁の同人誌である。と言う記事を読んで『“萌え”恐るべし』とただただ感心してしまうガオです。

今日は芽生えてきた痴漢願望の続きのお話です。

痴漢を目撃して以来、ガオは

痴漢

がしたくて
毎朝、満員電車の中でチャンスを待っていました。
前回書いたとおり

偶然、女子中高生がガオのそばに来て
偶然、電車が揺れたり人に押されたりでバランスを崩し
偶然、ガオの手が女子中高生の体に触れてしまった。

というシチュエーションを待っていたんです。

そして
そのときは

訪れました。

ある日、電車に乗ると

１人の女子高生の姿を発見しました。

ガオとの距離は１メートルほど。
ですが、電車内は誰１人身動きが取れないほど満員のため
女子高生の姿を見ていることしかできません。

『今日も無理っぽいな・・・』

ガオは早々と痴漢を諦め満員電車の不快感と戦っていました。
それから数駅通過して乗客の乗り降りが多い駅に着きました。
はい、この駅は前に痴漢を目撃したとき
その被害者と加害者が降りていった駅です。

ガオが乗っていた車両からもたくさんの人が降りていきました。
そしてたくさんの人が乗ってきました。

乗ってきた乗客達に押されたガオはさっきまでとは反対の方向を向いていました。
電車内で見つけた女子高生に背を向ける感じです。
ってあまりの混雑ぶりであの女子高生がどこにいるのかわからなくなっていました。
この駅で降りてしまったのか、まだ電車内にいるのか
それすらもわからなくなっていました。

この駅を通過すると大きなカーブがいくつかある曲がりくねった線路が続いています。
カーブでは電車が傾きます。
電車内の乗客も傾きます。
乗客が押し合う感じになって窮屈です。苦しいです。
体が傾く度に乗客の声にならない声が聞こえます。

この区間の通過時がこの満員電車でもっとも苦しく不愉快なときです。
このときだけは苦しみに耐えること以外何も出来ません。
痴漢どころではありません。

っが！！
地獄の区間が終わり『ほっ』っと一息ついたとき
ガオの右手の甲に柔らかな感触が伝わってきました。

お尻の感触です。

どうやらガオの真後ろにいる人物のお尻に手が当たっているようです。

『えっ！』

っと思いビックリしてすぐに右手をどけ、振り向いて
その人物を確認すると

さっきの女子高生です♪

どこに行ってしまったのかわからなくなっていた女子高生が
いつの間にかガオの真後ろにいました。
お互い背中を向けあった状態です。

電車に揺られ苦しんでいた間ずっと
ガオはその女子高生と密着していたみたいです。

『もっと早くこの事実に気付いていたら
　苦しみももっと和らいだのに・・・。』

なんて思いながらも待ち望んでいた痴漢のシチュエーション到来に

ドッキドキです。

と言うわけで痴漢のチャンスが到来したところで話の続きは次回に持ち越すことにしたガオでした。

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日テレの人気ドラマ「ごくせん」の仲間由紀恵演じるヤンクミの銀ぶちメガネ姿から始まって「ブログの女王」真鍋かをりのブログのアクセス数が、急増したきっかけとなったメガネ姿の画像も後押しする形でメガネっ娘ブームが到来。ＣＭ、グラビア、ＡＶなどではメガネをかけるだけで大ヒットとなっている。と言う記事を読んで『メガネっ娘好きって一部のマニアだけ』だと思っていた、常に流行の波からおいてけぼりのガオです。

今日は満員電車で痴漢（？）を目撃の続きのお話です。

あの満員電車の中で堂々と女子中学生に密着していた痴漢、
そして、その様子に全く気付かない周囲の人々・・・。

ここからガオはあることを学びました。
それは

痴漢行為は周囲にバレない

ってこと。
例えバレていたとしてもガオのように

周囲は見て見ぬ振りをしてしまう
そして何も出来ない

ってこと。
ガオは泣きそうな女子中学生の表情を見たとき本当に

『かわいそうだ』『助けてあげたい』

って思いました。
けど、日が経つにつれて

『ガオも満員電車で痴漢してみたい』

って思うようになっていました。
当時まだ大学生だったガオは
女性の手ですら滅多に触れることはありませんでした。
（って２８歳になった今でもあまり変わっていないのですが・・・。）
そんなガオの女性の体に触れたい欲求は
痴漢行為をしてもお咎め無しの状況を目撃したことをきっかけに
抑えの効かないモノになっていきました。

女性の体を触りたくて触りたくてしかたがありません。

いつしかガオは満員電車に乗るたびに

女子中高生の姿を探すようになっていました。

ガオは制服姿の女子中高生が大好きです。
女子中高生の体を触りたいです。
でも、ガオがいつも乗る先頭車両はほとんどが男性のサラリーマンです。
女子中高生が乗ってくることはまずありません。
ＯＬならいます。何人かいます。
痴漢行為のつもりはありませんが満員電車で人に押されて
ＯＬと密着したことなら何度も経験があります。
ＯＬの脚がガオの股の間に割り込んできてガオのおちんちんと密着、
ついついおちんちんが大きくなってしまったこともありました。
でも、これはあくまでも「不可抗力」です。
その状況を楽しむつもりも全くなかったです。
それに当時のガオにとって

ＯＬは性の対象ではありませんでした。

むさ苦しい男性サラリーマンと密着しているよりは
多少バランスの悪い顔でもＯＬと密着している方が救われます。
まぁ、バランスの悪さが度を過ぎてるとあれですが・・・。
それに満員電車の中でキレイなＯＬを見かけると

もっとそばに来て欲しい

って思うこともありました。
そのＯＬの周囲にいる男性を羨ましく思ったこともあります。
っがそんなＯＬでもガオの性の対象としては

いまいち

だったのです。
ガオの性の対象は常に女子中高生でした。
顔や体型によほどの問題がない限り

『かわいいなぁ♪』

って見とれてしまいます。大好きです。
だからガオは満員電車内での痴漢のターゲットとして
来る日も来る日も、女子中高生の姿を探していました。

っと言っても女子中高生を捜して他の車両に移ったりはしないし
運良く乗り合わせても自分からは近づいていけず
あくまでも自分がいつも通り電車に乗っていたら

偶然、女子中高生がガオのそばに来て
偶然、電車が揺れたり人に押されたりでバランスを崩し
偶然、ガオの手が女子中高生の体に触れてしまった。

というシチュエーションをひたすら待っていました。

ちなみにこの話の続き「痴漢行為の実行」については次回投稿するつもりのガオでした。

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米オハイオ州のある高校では、現在、490人の女子高生のうち約13％にあたる64人が妊娠しており、大きいお腹を抱えて授業に出る恥ずかしさ、養子縁組を考えなくてはならない心の葛藤が彼女達を悩ませている。と言う記事を読んで望まない妊娠をしてしまった場合は「中絶」することしか頭になかったことを反省しているガオです。

今日は電車内での痴漢のお話です。
っと言ってもガオが痴漢したって言う話ではないです。

痴漢の現場を目撃

したお話です。
えっと、目撃したと言っても

『あれは痴漢に間違いない』

っとガオが勝手に思っているだけでもしかしたら違っていたのかも知れませんが・・・。

目撃したのはガオが大学生の頃、早朝の満員電車の中でした。
いつものガオだったらホームの端まで行って電車の先頭車両に乗るんですが
その日は家を出るのに手間取ってしまい
駅についてすぐあわてて電車に飛び乗ったためいつもとは違う車両でした。

いつも乗っている先頭車両はスーツ姿のサラリーマンが多いのですが
その日に飛び乗った車両はサラリーマン以外にも
おじさん、おばさん、ＯＬや大学生、高校生、中学生そして小学生まで
いろんな年代の人たちが入り交じっていました。

『いつも乗っている同じ電車でも
　車両が違うだけでこんなに乗客の顔ぶれが違うんだなぁ』

って思いながらガオはキョロキョロと電車内を眺めていました。
この車両の乗客はガオよりも背の低い人が多く
結構離れたところにいる人の様子も見ることが出来ました。
そんななかガオから少し離れたところで

女性の右肩に背後からアゴを乗せている男性を発見！！

女性の右肩に男性のアゴがのっているかのように見えているんじゃないです。
女性の右肩に男性のアゴが確実にのっているんです。
男性の左頬と女性の右頬がくっつきそうです。
ちなみに男性はドレッドヘアーの武蔵丸（元横綱）って感じでした。

『あぁ、満員電車だから
　後ろの男性が前の女性に密着しちゃっているのか・・・。』

っと初めはそう思ったのですが
気になってよくよく観察してみると密着のしかたが普通じゃありません。
だって

男性が女性に後ろから抱きついているように見えるのです。

しかもその男性

ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべてます。

さらに抱きつかれているように見える女性は

泣きそうな表情を浮かべながらずっとうつむいています。

『もしかしてあの男、痴漢なのでは？』

っと思ったのですが、
ガオからは３メートルほど離れているし、電車内は満員なので
実際に痴漢行為をしているのかどうか確認できません。

ちなみにその男性はスーツを着ていて
身長は１６０センチぐらい、年齢は２０代半ばってかんじで
女性のほうは制服を着ていて
身長は１５０センチくらいでその幼い顔はどう見ても中学生です。
２人が恋人同士といった感じは全く見受けられません。

ホントにその女子中学生は泣きそうな顔をしています。
可哀想でなりません。

『何とかしてあげたい』

っと思うもののガオ自身周囲の人と密着していて動きが取れません。
かといって小心者のガオには声を出すことも出来ません。

だって注意するには大声出さなきゃいけないし
でも、満員電車で突然大声出すなんて恥ずかしいし
なによりもホントに痴漢なのかどうかもわかりませんから・・・。

そこで痴漢の加害者と被害者と思われる２人の
周りの人間が２人の様子のおかしさに気付いてくれることを望んで
２人の周囲の人を見回したのですが

誰１人、２人の様子を気にしている人はいませんでした。

２人のすぐ近くに２人の様子がよく見えるはずのＯＬらしき人物がいるのですが
彼女も全く２人のことを気にしていない様子でした。

あまりにも２人の周りの人間が２人の様子に無関心なため
ガオはだんだん

『痴漢って言うのはガオの勘違いなのかも・・・』

と思い始めました。
それでも泣きそうな表情を浮かべている女子中学生がとっても気になります。
ガオは何度もチラチラと２人の様子を伺っていました。

何駅か過ぎて乗客の乗り降りが多い駅に着くと
女子中学生がドアの方に移動し始めました。
どうやらこの駅で降りるようです。
っがここでもやはり不自然な光景を見てしまいました。

女子中学生がドアから出ようと移動しているにもかかわらず
痴漢と思われる男性は女子中学生に

密着したままなのです。

移動中でも男性は女子中学生の肩にアゴをのせています。
どう考えても故意にやっているとしか思えません。

『やっぱりあの男、痴漢だったんだ』

と思い直したものの２人は密着したまま電車から降りていき
その後どうなったのかわからなくなってしまいました。

それにしても
「東京の人間は他人に無関心だ」
なんて言葉を耳にするけど
あんなに異様な雰囲気を放っていた２人に誰も気付かないなんて

『無関心にもほどがある！』

っと憤ってはみたものの結局は見ていただけで他の東京人と全く変わらないガオでした。

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